指圧・按摩・マッサージの違いとは(太極拳で腰痛を改善する専門家・432)

こんにちは!

大田区大森西 平和島駅徒歩4分。

環七通り沿い 沢田交差点近くの立身堂整骨院

院長の四方田 春義(よもだ はるよし)です。

 

最近、初めての患者様や電話でのお問い合わせで

「指圧をやってるんですか?」

と聞かれることが続きました。

 

ちょっと前までは「保険が使えますか?」というお問い合わせが

続いたものですが、何事も波があるんでしょうかね?

 

ですが、確かに一般の患者様から見たら、

何が違うのかわからないと思います。

 

今回は、指圧・按摩・マッサージのそれぞれについて書きます。

 

指圧・按摩・マッサージは一つの国家資格

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指圧・按摩・マッサージは細かい点で違いますが、

国家資格としては、「按摩マッサージ指圧師」として一括りにされています。

(略して、「あマ指師(あましし)」と呼んだりします)

 

一括りにされているのは、どれも治療家(施術者)が主に自分の手指を使って、

患者様の体に刺激を与えて痛みの緩和や回復を促すためでしょうか。

 

因みに国家資格を取得するためには、

厚生労働省指定の専門学校で3年間学び、

卒業したのちに国家試験に合格する必要があります。

 

逆に言うと、正式に「マッサージ師」の肩書を名乗るとか、

メニューに「マッサージ」を載せることができるのは、

「あマ指師」だけなのです。

 

僕と同じ40代以上の世代の方は、

昔街中でも「マッサージ」の看板を

よく見ませんでしたでしょうか?

 

あれは国家資格持ちの治療院だけでなく、

無資格・民間資格(整体師)のお店も勝手にそう名乗っていたのです。

 

最近は無資格者による施術事故が増えたせいか、

行政や利用者のチェックが厳しくなったために

「マッサージ」でなく「リラクゼーションサロン」とか「ほぐし~」

をいう看板に変えてきたようです。

 

整骨院でもマッサージという言葉を使う事がありますが、

あれは便宜上、患者様に対してわかりやすくそう言ってるだけで、

正式には「手技療法」という施術です。

 

指圧・按摩・マッサージの違い

指圧は指で一点を押す施術

指圧は「指圧の心は母心」という言葉で有名になったと思います。

浪越徳次郎先生のお言葉ですね。

参考(写真も):http://www.namikoshi-shiatsu.co.jp/family/tokujiro.html

【株式会社 浪越指圧アソシエイツ】

 

 

 

 

 

 

 

 

イメージとしては、親指でコリのひどい所やツボを、

”ピンポイントで押さえること”でコリをほぐして楽にします。

 

成立したのは意外と新しくて大正時代でした。

古法あん摩、導引、柔道の活法を合わせた上、

アメリカの整体療術の理論と手法を取り入れて体系化されたそうです。

 

今では英語で「SHIATSU」と呼ばれるほど、

海外での認知度は高いです。

そのまま英語になっているあたりも新しいことを感じさせますね。

 

按摩は服の上から全身をほぐして循環をよくするもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

按摩は、実は「按」と「摩」の2つの手技の組み合わせです。

 

  • 「按」は「おさえること」
  • 「摩」は「なでること」

 

頭から足先まで全身のコリを施術者の手でおさえたり、

なでることでほぐし、血液の循環をよくして回復させます。

(東洋医学では気も重要視するので、

 正確には「気・血のめぐり」といっています)

 

按摩はもともと中国から伝わり、

日本でも江戸時代から本格的に行われるようになりました。

 

当時は、目の不自由な方の職業というのが一般的だったようです。

目が不自由だと指先の感覚も鋭くなるので、

体のコリや不調などの変化を感じ、改善するのに向いていたのでしょう。

 

因みに、按摩も指圧も浴衣など薄い衣服の上から行います。

按摩の「按(おさえる事)」が指圧の原型とも思われるので、

按摩の中に指圧が含まれる、という言い方もできそうです。

 

 

マッサージは直に皮膚に触れてほぐすもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指圧・按摩が東洋のものなのに対して、

マッサージという名前からして、西洋のものとすぐわかりますね。

 

ルーツは古代ギリシャまでさかのぼれるそうですが、

今も行われているような”医療”マッサージの形になるのは、

16世紀のフランス以降になるようです。

 

日本に入ってきたのも明治・大正の頃で、

指圧の成立に影響を与えたことは前述したとおりです。

 

マッサージも按摩同様、全身のもみほぐしを行いますが、

一番の違いは衣服と刺激の方向性です。

 

指圧・按摩は薄い衣服の上から行いますが、

マッサージは皮膚に直接触れて行います。

そのため、オイルやパウダーなどもよく使われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、刺激の方向も按摩は遠心性といって、

体の中心から抹消へ向けて行います。

例えば、肩から始めて、肘そして手へという順番です。

 

マッサージは逆に求心性といって、

体の抹消から中心へ向けて行います。

例えば、足のオイルマッサージは

足首あたりから初めて、膝、太ももへと行います。

 

求心性でも遠心性でもコリをほぐして、

循環を改善する効果があります。

 

ただし、例えば足のむくみがあるような場合は、

むくみの原因である余分な水分を回収するために、

求心性で行う方が良いでしょう。

 

それと、施術を受ける患者様の体の向きも違います。

指圧・按摩は横向きに寝て行うのがメインとなり、

マッサージは仰向きやうつ伏せがメインです。

 

 

指圧・按摩・マッサージは施術現場では特に区別されない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年配の施術家の方々は厳しい修行を受けてこられたので、

按摩なら按摩の正統的なやり方(遠心性で横向き)に

こだわりを持ち、それを守られているようです。

 

ですが、だんだんと新しい世代の国家資格者が増え、

日本にも世界のいろいろな施術方法が入ってくるうちに

現場では特にそれぞれについて区別されなくなってきたように思います。

 

患者様にとってよりよく治療効果を出せるやり方へ、

日々それを行う施術者の体の負担の少ないやり方へ、

という風に柔軟になってきたともいえます。

 

古い按摩やマッサージも最初から完成していたわけではなく、

試行錯誤の上で生まれてきたのですから、

今後も時代に合わせて変わっていくのが自然だと個人的には考えます。

 

参考:http://www.idononippon.com/information/about/massage01.html

【医道の日本社 マッサージ、あん摩、指圧。どう違うの?】

 

まとめ

指圧・按摩・マッサージは厳密には別物です。

 

ですが、指圧の原型は按摩の中にある上に、

現代日本ではみな同じようにうつ伏せで服の上から行うなど、

受けている患者様には区別がつかないと思います。

(やっている施術家も実は区別してないかもしれません。)

 

ですが、大事なのは指圧・按摩・マッサージという名前(入れ物)ではなく、

【その手技が患者様の症状に対して効果があるのか?】

ということが一番重要ではないでしょうか?

 

ただ、僕はあマ指師の資格を持っていることもあり、

冒頭の「指圧をやっていますか?」というお問い合わせには、

「やっていますよ。症状やご希望に応じたマッサージもできます。」

とお答えしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、お問い合わせをする患者様の不安をなくし、

ご希望を伺うよう心がけています。

 

何か知りたいことや体のお悩みがございましたら

いつでもお気軽にお問い合わせください。

 

 

※なお、当院は予約優先制です。

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